翻訳にまつわるアレコレ//翻訳にまつわる雑多な情報など・・
--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/01/13 (Tue) 停電の夜に(著:ジュンパ・ラヒリ 翻訳:小川高義)

おそらく昔からいたことはいたと思うのだが、英語圏出身ではない人が英語で小説を書いて人気を博すという近年のブームの走りがこのジュンパ・ラヒリの『停電の夜に』だろう(厳密にはラヒリはロンドン生まれで両親がインド出身)。
本作で、オー・ヘンリー賞(Third Prize)・ヘミングウェイ賞・ニューヨーカー新人賞・ピューリッツァー賞 フィクション部門受賞という輝かしい記録を打ち立てた。
インドの文化とアメリカの文化の違いが一つの大きなテーマとなっている。英語で書かれたインドの話を日本語に翻訳された本で読むというのもなかなか不思議な体験だ。

以下は読んだ時の感想。



新人ながらビュリツァー賞他を受賞した話題作。評判に違わぬ出来映えだった。どの短編もとくに盛り上がりもなく淡々と話は進むのだが、静かな味わいがある。著者のジュンパ・ラヒリは両親がカルカッタ出身のベンガル人でロンドン生まれというインド系作家であり、どの短編にも多かれ少なかれインドのことが織り込まれている。

これだけ淡々としながらも深い小説はそう誰もが書けるわけではない。奇しくも私と同い年の作家の文才には激しく嫉妬する。(2003/04/02)




停電の夜に (新潮文庫)
停電の夜に (新潮文庫)Jhumpa Lahiri 小川 高義

新潮社 2003-02
売り上げランキング : 9254

おすすめ平均 star
starインド的スパイス
star中毒になる作家さん
star冴える日常の洞察力

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

翻訳 | trackback(0) | comment(4) |


<<その名にちなんで(著:ジュンパ・ラヒリ 翻訳:小川高義) | TOP | はじめに>>

comment











管理人のみ閲覧OK


インド料理はすき・・・・

インド料理は大好きなのですが、料理以外のインドの文化にはほとんど触れたことがありません。機会があれば読んでみたいですね。

2009/01/13 19:03 | papillon king [ 編集 ]


Re: インド料理はすき・・・・

ジュンパ・ラヒリは自信を持ってオススメします。

2009/01/14 11:11 | kanekatu [ 編集 ]


翻訳者小川高義氏

今気が付きましたが、この本の翻訳者「小川高義氏」は横浜市大の準教授で、2006年のJTF翻訳祭の基調講演をお願いした人です。私自身が横浜市大まで講演のお願いをしに行ったのでよく覚えています。「文芸翻訳は面白いがまったくお金にならない」と講演でも話されていました。

2009/01/14 16:41 | papillon king [ 編集 ]


Re: 翻訳者小川高義氏

JTF翻訳祭の時の話も後でエントリしようと思っています。

2009/01/14 18:07 | kanekatu [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://kanekatu.blog65.fc2.com/tb.php/2-2af5482f

| TOP |

プロフィール

kanekatu

Author:kanekatu
翻訳会社コーディネータの徒然。別にやっているブログからの転載もあるかも。

検索フォーム

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

--------

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。