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2009/06/25 (Thu) "No side"と"Full time"

将棋やら落語やらと自分の趣味に引きつけて色々書いてきたが、今回はラグビー。先日も娘を連れて秩父宮ラグビー場にラグビーを観に行ってきた。U20世界ラグビー選手権というのが日本で開催されていて、日本対スコットランドの試合を観たのだ(結果は残念ながら敗戦)。この大会は既に終了しており、優勝はニュージーランド。

私のようなラグビーファンでなくても「ノーサイド」という言葉は聞いたことがあるだろう。ラグビーの試合において「試合終了」を意味しており、要は試合が終われば敵味方関係なく健闘を称え合おうということだ。私も「ノーサイド」という言葉は大好きで、ラグビーにおいてのみこの言葉が使われることに誇りさえ感じている。

ところが、この「ノーサイド」という言葉を使っているのはどうやら日本だけらしいのだ。この話題はラグビーファンであれば「耳にたこ」かもしれないが、このブログの読者にはあまり馴染みのない話題だと思うので紹介する。
ラグビージャーナリストの村上晃一さんのブログ「ラグビー愛好日記」でも最近この話題が取り上げられていた。

コメントで、試合終了のことは日本では「ノーサイド」というのに対し、海外ではなんと言うのか?というご質問ありました。単純に「フルタイム」と言います。ただ、日本が大切にしてきたノーサイドという言葉と精神は、日本にやってくる海外のラグビー関係者から再評価されており、もしかすると世界でも使うようになるかもしれないですね。



ラグビーファン以外はほとんど知らないと思うが、日本はいまワールドカップ2015年大会と2019年大会の招致に立候補している。日本のワールドカップ招致の弱点は観客動員に尽きる。要するに、日本で開催したとしてお客さん入るんですか?ということだ。そこで、今回のU20世界ラグビー選手権がひとつの試金石となっていた。結果、この大会では、前回のウェールズ大会の総観客動員58,538人を遙かに超える、103,012人の動員を達成することができた(私と娘の2人もここにカウントされているはずだ)。これによりIRB(International Rugby Board)のCEOからも最大級の賛辞をもらったそうだ。

7月28日のIRB理事会にて2015、2019年の開催国が決定する。ワールドカップが日本に来て、世界各国のラグビーファンが日本に集まり、「ノーサイド」という言葉と精神が観客みんなに浸透すればいいなと思っている。

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2009/06/17 (Wed) 英語学習ソフト『超字幕』

英語学習者にとって映画を字幕無しに理解したいというのは1つの目標ではないだろうか。かくいう私もいつかはそうなりたい。Podcastを聴いたりしてリスニングの勉強をしているとある程度は聴き取れるようになるが、それはあくまでも字幕があるから何を言っているか分かるというレベルである。完全に字幕無しだと、かなり厳しい。
IDEA*IDEA」を見ていたら、『超字幕』を紹介するエントリがあった。

前職が塾講師というソースネクスト株式会社の大野さん。今回ご紹介いただいた「超字幕」にはそのときのノウハウがぎっちり詰まっているという。
「超字幕」とは映画の字幕を見ながら英語を学習できるソフトだ。映画が丸々1本はいっているので「本場の生きた英語」を楽しみながら学べるのに加え、英語学習に特化したさまざまな機能が実装されているのが特徴だ。
では、大野さんが「超字幕」に盛り込んだそのノウハウとはどういったものだろうか。「大事だと思っているのは3点です。まず、(1)単語はシーンとセットで覚える、そして(2)穴埋め問題、最後は(3)知らない間に復習させることです」。



『超字幕』のサイトの機能紹介を見てもらえると分かるが、結構多彩な機能が搭載されている。色々なモードでの再生はもちろん、「TRY!リスニング」というリスニングクイズや「厳選フレーズ 30」というフレーズ集もある。また、映画の字幕一覧からお気に入りのフレーズを登録することもできる。

6月19日発売のタイトルが17本あり、7月3日発売予定のものが10本ある。好きな映画で英語を学べるっていうのはなかなかいいんじゃないだろうか。私だったら『ショーシャンクの空に』がいいかなと思うが、まだ観ていない映画だったら『ドリームガールズ』かなあ。

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2009/06/11 (Thu) 『1Q84』に出てくる英語表現(「GetUpEnglish」から)

昨日『1Q84』を読み終えた。「GetUpEnglish」というサイトで『1Q84』絡みの英語表現を取り上げていたので紹介したい。



BIG BROTHER IS WATCHING YOU  

 村上春樹の『1Q84』が大変な話題になっています。そしてこの小説には、Big Brotherという表現が何度か出てきます。 
 本日のGetUpEnglishでは、このBig Brotherが使われるBig Brother is watching youという英語のクリーシェ表現を学習する。 
 Big Brother is watching youは、ジョージ・オーウェルの『1984』 (George Orwell , Nineteen Eighty-Four, 1949) に出てくる表現。
 この小説のなかで、世界は超大国家 Oceania に支配されている。そしてその中心には、Big Brotherと呼ばれる統治者がいる。しかし、‘Big Brother is watching you' と書かれたポスターは国中に貼られているものの、その姿を見たものは誰もいない。 
 big brother はもちろん「兄、お兄さん」だから、もともとは「やさしく護ってくれる人」という意味であった。

○Practical Example
 "Surveillance cameras on this building make the place safer."
 "But to me it smells like Big Brother is watching you."  

 「ビルの中に監視カメラが設置されているので、ここは安全だ」 
 「でも、なんだか中央で監視されているみたいだ」

●Extra Point
 もう一例挙げる。

◎Extra Example
 "You had better not cheat on your taxes."
 "Yeah, Big Brother is watching."
 「税金はごまかさないほうがいい」
 「ああ、当局が監視してるからな」  

 どちらの例においても、Big Brotherは「ビッグ・ブラザー」と訳してもいいが、ここで示したように、状況に応じて「ビッグ・ブラザー」に相当すると思われるものをあてて訳すのも一つの方法だと思う。

TO SELL LIKE HOTCAKES

 本日のGetUpEnglishでは、「飛ぶようによく売れる」という意味の英語表現を学習しよう。 
 英語では、それを「ホットケーキのように売れる」(to sell like hotcakes)と表現する。

○Practical Example
 "Haruki Murakami's 1Q84 is now selling like hotcakes."
 "I know. There's a huge demand for this his new novel, but printing and binding can't keep up."  

 「村上春樹の『1Q84』が今飛ぶように売れている」 
 「知ってる。村上のこの新作にものすごく注文が殺到して、印刷も製本も追い付かない状態だ」

●Extra Point  
 to go like hotcakesもよく使われる。

◎Extra Example
 "The new fantasy novel An Air Chrysalis is going like hotcakes."
 "The author is only 17 and she is really beautiful, but we don't know anything about her background."
 「『空気さなぎ』という新しい幻想小説が飛ぶように売れている」  
 「著者は17歳で、とてもきれいだ。でも、それ以外この著者については何もわからない」


作中の『空気さなぎ』さながら、『1Q84』自体も飛ぶように売れており、BOOK 1とBOOK 2を合わせて既に100万部を突破している。私はBOOK 3とBOOK 4もいずれ刊行されると予想しているが、果たしてどうなるだろうか。

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2009/06/03 (Wed) 英語で落語

先日、『シリコンバレーから将棋を観る』(梅田望夫)の英訳等のプロジェクトが進行しているというエントリを書いた。一方で落語を海外に広めようと活動している人がいる。日経BPネットに「落語で世界を笑わせよう “ユーモアない日本人”のイメージ破る」というエントリが載っていた。
落語は好きでよく聴くんだけど、大島希巳江さんという人のこのような活動は全然知らなかった。

「優れた製品を生み出し」、「まじめ」で「親切」、けれど「つまらない」。愛想笑いばかりで無表情、本音が見えないと受け取られやすい日本人に対してそんなイメージを持つ外国人は今でも多い。本当の日本人の姿を、落語を通して知ってほしいと、大島希巳江さんは10年以上も前から英語落語の海外公演を行う。その数は、約20カ国、200公演にのぼる。



「英語落語」(http://www.english-rakugo.com/index.html)というサイトもあり、「時うどん」(関東なら「時そば」)の日英対訳まで載っている。

メンバーの一人でもある桂かい枝さんの番組を以前テレビで見たことがある。キャンピングカーを自分で運転しながらアメリカ中を回って落語の公演を行なっていた。異文化という「落語」に最初は戸惑っていた客も最後には笑っちゃうんだよな。言葉は違っても同じ人間のやることを描いてるからね。
桂かい枝さんのサイトはこちら → http://eigo-rakugo.com/

日経BPネットの記事によれば「数年前からは、関東落語会の大物、立川志の輔師匠が大島さんの勧めで英語落語を始めている」そうだ。志の輔さんの落語は何度も聴きに行ったことがあるが、英語落語をやっていたとは知らなかった。ちなみに、『英語落語で世界を笑わす!~シッダウン・コメディへようこそ~』という本まで出ている。

将棋や落語は日本独自のものだが、海外の人たちにも楽しんで貰えると嬉しいね。

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